アルベロベッロにはトルッロと言われる尖がった屋根を持つ建物が約1000軒ある。16世紀40軒のトルッロから始まった。
トルッロと言う意味は屋根1つ部屋1つと言う意味で屋根が2つある家は2部屋あることになる。
トルッロの複数形はトゥルッリ 作り方は平たく加工した石灰石を積み、壁を石灰で塗る。屋根は円錐形である。
時の政府は家の数によって税金を課したので、屋根を取り外せるようにして、家ではないと申し立て税を逃れたらしい。
ここの地形は土台は固い岩盤で井戸を掘る事が出来ない。川も湖もない。
それで
屋根に勾配をつけ雨が家の地下に作った貯水槽に溜まるようにしてある。

歩いている人を見ても、食材からもこの国、財政困難とは何とも信じがたい。
寒いのにシエッタと言う昼寝の時間、昼の12時には店は閉まり開くのは夕方
夏は仕方がないとしても10月~5月まではシエッタをなくすと
財政も豊かになるのではと思ってしまう

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